信州小川の庄 縄文おやき
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縄文おやきについて

おやきは素朴な食べ物です。野菜や山菜を油で炒め味噌や醤油で味付けし、小麦粉を練ったもので包んでこんがりと焼き、家族は囲炉裏を囲み夕食のひとときを過ごしていました。近代になって多くは蒸すようになりました。粉食の歴史は古いものです。小川村の縄文時代の遺跡からは、雑穀の粉を練って焼いた跡が発見され、一説にはこれがおやきのルーツだと言われています。このことから「縄文おやき」と名付けました。
おやきの元祖はこうした古い時代の知恵から生まれたものであり信州の西山食文化の一大傑作なのです。



おやきは信州でも水田が少ない山間の畑作地帯のかつては日常食でした。耳たぶくらいにやわらかく練った小麦粉に味噌や醤油で味付けした季節の野菜をたっぷり包み込み、焼いたり蒸したりした信州北部特有の郷土食です。1つのおやきに生野菜がどんぶり山盛り一杯つまった健康食品です。おやきには蒸したおやき、灰の中で蒸し焼きにしたおやき、笹の葉や茗荷の葉を巻いてゆがいたおやき、ゆがいてしその葉を巻いたおやきなど、各家庭で味も作り方もさまざまです。



農家の夕食の一家だんらんは囲炉裏をかこんでおやきを食べる、貧しい中でも子供たちの楽しいひとときでした。農家の娘たちは「おやきが上手に作れなくては嫁のもらい手がないぞ」と、育てられ皆おやき名人になっていきました。

今日、地域の伝統食材を手間ひまかけた伝統的な調理法で加工した小川の庄の商品は、日本を代表する『スローフード』と評されることもあります。




小川村は長野市から西へクルマで30分、美しい北アルプス連峰を背に風光明媚な静かな農村です。かつては天まで届くくらいに山頂まで耕した急傾斜地農業も、時代とともに職を求めて転出する若者層が増加し、人口は急激に減少しました。昭和30年代9200人余りの人口も現在は3000人余りに落ち込み、高齢化率は40%を超えて県内でも高い位置を占めております。

昭和60年代に入り、高齢化と過疎化の進展、また一方で都市化していく生活感覚と地域課題など、小川村はかつて経験したことのない状況をむかえました。このような情勢の中でふるさとの現状を憂い助けあいのできる人の心の豊かさと、住んでいてよかったと思うふるさと再生のために、あえてこの危機感に挑戦しようとする仲間たちがいました。

かつては雑穀を主食としてきたこの地域の生活に密着してきたおやつについてご紹介いたします。おやきは小麦粉と水を練り合わせた生地に四季折々の野菜や山菜を調理し、具にしたものをアンに丸め、囲炉裏の灰のぬくもりで蒸し焼きにしたものです。学校給食が始まる頃まで、農家の子供たちは新聞紙に包んだおやきを昼食としていました。まわりと見比べて恥ずかしかった懐かしい思い出があります。

米の消費をおさえた山間地の主食で、主婦の腕の見せ所でもありました。これを商品化することで、地域農産物の付加価値と女性や高齢者の働く場所ができる、と自分たちの夢を描いてきました。
このホームページでご紹介する商品は、その仲間たちが地域の受け継がれる味に磨きをかけてきた農家の味自慢であり、地域のオンリーワン商品群です。どうぞいく久しくご利用いただけますようお願いいたします。



INFORMATION

《東京方面》
上信越自動車道長野IC→R19→県道長野大町線→小川村
《名古屋・大阪方面》
長野自動車道豊科IC→R147・高瀬川右岸道路→大町市→県道長野大町線→小川村
JR
《東京方面》
長野新幹線長野駅下車→川中島バス高府・初引行き高府下車
《名古屋・大阪方面》
篠ノ井線・中央西線長野駅下車→川中島バス高府・初引行き高府下車
飛行機
松本空港→長野高速バス長野バスターミナル→川中島バス高府・初引行き高府下車

小川村案内図